Epiphone EJ-160E
これまでにやった改造のあれこれを書いてみます。
安いので気軽に改造できます。(^O^)
(2021年3月現在、EpiphoneのラインアップからEJ-160Eが外れているようです)
2010年12月購入
ずいぶん昔の話になりますが。。。
ビートルズ初期の頃のJohnアコギパートは普通のアコギで録音してたのですが、
アンプインしたGibson J-160Eの音がなかなか作れず、なんか感じが出なかったんですね。
で、Epiphone EJ-160E 割と気軽に買える値段だったので購入しました。
J-160Eといえば、やっぱりあれでしょ
既にHofner 500/1とVox Pathfinder10を持っていたので、
最初にやっぱあれやりたいですよね。
で、あれ。。やってみました。
まぁ、あれは上手くいったんですが、動画観ていただければわかる通り
ハムノイズがかなりひどい。
ハムノイズへの対策
中を調べる
スマホをサウンドホールにぶち込んで手当たり次第にシャッター切って見てみると。
まぁ安いギターなんで当然ちゃあ当然なのですが、配線は極めてシンプル。。。
アースがとられていません。。
Gibson J-160Eのは見たことも触ったこともないので本家がどうなってるのかは
知る由もありませんが。
弦にアースします。
ブリッジ下の弦のストッパーのところに金属を貼ってアースを行います。
弦アース取り付け作業
粘着剤付銅板をホームセンターで買ってきました。
弦やサドルを外し、この銅板をブリッジに当てて寸法をとり適当なサイズに切り取ります。
ブリッジに押し当てて穴あけの位置を決めます。
穴を少し広げます。
この位置に張ります。
裏はバリだらけです。。。(^-^;
エンドピンジャックを取り外し、ジャックの黄色い線(ボリュームと接続されている)の
反対の何も接続されていない端子と銅板をはんだ付けします。
付ける線(黒い線の部分)の長さはブリッジからエンドピンジャクまでの長さプラスアルファ
で調整してください。
手探りで銅板をブリッジ下に貼付
ブリッジピンを何本か挿して銅板の穴ガイドにしながら手探りで銅板をブリッジ下に貼り付けます。
後はエンドピンジャックをもとの位置に取り付ければ完成です。
2011年、買って早々の1月。。。なんの写真かわかります??
ギターを不用意に倒してしまい、ペグが破損してしまいました。。。(T_T)
ペグ・ナット・サドル・ボリュームノブ交換
まぁこうなりゃ仕方がない。。。ペグ全交換。。。ついでにナットとサドル、
ボリュームつまみも替えることに。。。
ペグはGOTOHのSD90-MGマグナムロックのやつ、ナットとサドルはTUSQに、
ボリュームつまみはJ-160Eのものと同じようなものが見つからず、もう少しゴールドなのを。。
あっ、ついでに弦も購入。
この弦、今はもう売ってないみたいですね。。。
交換完了
この改造の後、YoutubeにEJ-160E購入記念に、I’ll Be Backアップ。2011年1月10日。
2011年3月11日東日本大震災で宅録を休止
2013年1月 Epiphone Inspired by 1964 Texan購入
まぁ、宅録休止といっても世の中に発表するのを控えようと思っただけで、回数は減りつつも
まだこの頃は普通に宅録は継続してやってましたし、Texan欲しくて買ったのはこの頃です。
ストラップ改造
前の改造によって見た目が良くなったけど、上の写真のようにストラップがねぇ。。。
とずっと思ってました。まぁ、ストラップ本体はエレキギター用で、オールディーズな
感じのストラップにしたんですが、ギターとの間にPLANET WAVESのAcoustic Guitar
Strap Quick-Release Systemというたまたま家にあったものでつないでいたのですが、
まぁ便利っちゃー便利なんですが、雰囲気はちょっと違う感じで。。。
Texan買ったのでEJ-160E共々ストラップもオールディな感じにしたいなぁ。。と。
とりあえずTexan用にRickenbackerのストラップを買いました。
そのころ嫁さんが革細工を少しやってたので、必要な工具が揃ってました。
ポンチで穴あけしていきます。
2つ穴を開け折り返しD管を通しカシメます。
同じ要領でもう一個もカシメます。
ちなみに細い1カシメな方がRikenBacker ストラップでTaxan用です。
後でわかるのですが、本物Johnのも1カシメでした。
それぞれにキーホルダーのスナップをセット。
色が似ていたので好都合と思いましたがD管の太さにあわず、新たなスナップを
手芸屋さんで購入。ネックに巻き付ける編んだ紐と共に買いました。
手芸屋さんの店員さんお客さん、私以外皆さんレディーでとても照れましたわ。。。
ショルダーパットに白いモフモフ付けたくて探しましたがなかったので、
現在もこのままです。
ところで、Chaos & Creation in the BackyardのAbbey Road Liveで
Jenny Rain演った時のこの組紐のようなストラップ。
または、近年Martin D-28につけてるこのストラップ。
どこのものだか判らずずっと探しているのですが、見つかりません。
Paulに特別誂えで作られたものなら仕方ないのですが。。。
その辺お知りの方、情報お持ちの方、いらっしゃいましたらぜひコメントで
教えてください。よろしくお願いいたします。
EJ-160Eの紐は一旦この黒いのをつけましたが、あっという間に切れてしまい
Taxanのと同じ紐に変えました。
今はこれぐらいの長さに変えました。
この写真を参考にストラップ丸めたりしてたのですが。。。
HELP!のころは余って丸まってた部分が切り離されてたんですね。。。
2020年5月最終改造??
ボリュームノブとトーンノブ、本物に近づけたいとずっと思ってて、
たまたまアマゾンで探していると、見つかりました。
ポインターワッシャーもあったので、はいポチっとな。。。
うんうん、かっこよくなりました。(すべて自己満足のみ。。。)
2021年3月現在、Epiphone inspired by 1964 Texanも売ってないようですね。
現行、Epiphone Masterbilt Texan – Antique Natural Agedという風に
Masterbiltというラインナップに入ったみたいですね。
大きく変わったのはピックアップ関係みたいですね。
inspired by 1964 Texanは、Shadow製採用してたのですが、
Masterbilt Texanは、Fishman製を採用しているようです。
まぁここはEJ-160Eを語る記事ですので、Texanについてはいずれまた。
参考文献:
コメント
色々カスタマイズされてますね。
ビジュアル面も音も良くなってますね(*^^*)
ヘッドを切ってギブソンのシェープにしたいなぁ。。。とか考えてた時期もありましたが、そこは過激すぎるので諦めました。。。(^-^;